第71番 弥谷寺
2007年11月24日更新
第71番 弥谷寺 (いやだにじ)
2007年11月23日 巡礼
僕が弥谷寺を訪れるのは今回で4回目です。
初めは高校の時だったと思います。
赤い欄干の階段を登ろうとした時に、何故か眼の前に鳩がやってきて、僕の歩く階段の数段前をまるで案内でもしてくれるかの様に歩いていたのを思い出します。
二度目は2005年8月。近くの鳥坂まんじゅう食べたさに来て、汗だくになりました。
三度目は会社の連中と。水曜どうでしょうネタで『水曜どうでしょうドラマ 〜四国R-14』のロケ地を見たさに訪ねました。
そして今回なのですが、4回目にしてやっと御朱印を頂きました。まあ、今まで来ていても目的が違ったからしょうがないのですが・・・
弥谷寺は、『水曜どうでしょうドラマ 〜四国R-14』のオープニングや、エンディングの舞台として作中に出てきます。
エンディングでリーダー森崎博之さん、大泉洋さん、音尾琢真さんの3人が写真を撮ろうとして、やってきた親切よがしなお遍路(佐藤重幸、現 戸次重幸さん)にカメラを盗られるというバカバカしい小芝居の舞台は駐車場からすぐの小さな祠の前です。お堂は2006年春頃に建て直されてしまったので、少し雰囲気が変わってしまいました。
オープニングに登場する竹林とお地蔵さんは山門から続く参道左手ですし、赤い欄干の階段は大師堂直前の長い階段です。
何度か訪れているので良く判りました。そう言えば、『四国八十八ヶ所2』では第79番 天皇寺高照院の怪奇現象の前にここで暗闇の中、何かの物音がしたというくだりがあります。
いくらなんでも、夜中にこんな場所に来たら、何かいるに決まってます。
このお寺、山懐に抱かれていて、他のお寺には無い変わった趣があります。
そこここに磨崖仏があり、大師堂の裏には弘法大師が籠もって修行したと伝えられる祠が残っています。
まるで山肌と一体化した様な不思議な建物や、仏像がある美しいお寺です。
夏の暑い盛りに本堂まで登るのは苦痛でしたが、今回は涼しかった事もあって楽しめました。
左より 山門 どうでしょうドラマ 四国R-14のエンディングで小芝居をうっていたお堂の前(お堂は新しくなりました)
左より 大師堂 弘法大師が籠もった祠 多宝塔
左より水曜どうでしょうドラマ 四国R-14の舞台 参道横の竹林 赤い欄干の階段(いずれもオープニングに登場)